砂漠の旅人(たびと)|新天地:たびとの旅路

電脳砂漠を旅する、ある旅人の日記。フロッピーを頼りに歩いた日から、クラウドの地平を見つめる今日まで。見つけたオアシスも、迷い込んだ砂の迷宮も、全てこの羊皮紙に。

古のゴーレムに、再び命を ~PythonからC++へ、魂の移植秘儀~

このオアシスの水は、少々奇妙な味がする。成分(ソースコード)を詳しく調べてみる必要がありそうだ。

以前、私はPythonという軽やかな呪文で、手軽に動作するRedfishシミュレータを創り出した。しかし、真の探求者は、安住の地に留まらない。今回は、その魂を、あえてC++という古の言語で造られた、新たなゴーレムに移植するという、無謀とも思える挑戦の記録である。

続きを読む

砂漠の土地を広げる秘儀 ~XFSフォーマットのディスク容量拡張~

どうやら、一筋縄ではいかない砂の迷宮に迷い込んだらしい。この顛末を書き残しておくか。

仮想環境という名の砂場に、新たなLinuxの拠点を築く時、我々はつい土地をギリギリで見積もってしまう。しかし、冒険を続けるうちに、拠点が手狭になるのは世の常だ。特にRedHat系の民が好むXFSという大地は、一度固まると広げるのが難しいとされ、その方法を記した古文書は極端に少ない。

続きを読む

処分寸前の鉄屑に、音楽の魂を ~Volumio3 錬成の儀~

このオアシスの水は、少々奇妙な味がする。成分(ソースコード)を詳しく調べてみる必要がありそうだ。

かつて、AirMac Expressという魔法の箱から、光の糸を伝ってオーディオに音楽を飛ばしていた日々は、遠い昔の物語となった。ふと、昔買ったCDのメロディが聴きたくなったが、もはや我が家にあるのは電子の欠片のみ。手軽にあの頃の音色を奏でる、新たな音楽サーバを探す旅が、今、始まる。

続きを読む

失われし暗号秘儀の再構築 ~C#でOpenSSLの魔法を詠唱する~

どうやら、一筋縄ではいかない砂の迷宮に迷い込んだらしい。この顛末を書き残しておくか。

とあるAPIという名の神殿の扉を開けるには、OpenSSLという古の魔法で暗号化した合言葉が何度も必要だった。毎回コンソールで呪文を唱える非効率な儀式に、私はうんざりしていた。「この儀式そのものを、C#という名のゴーレムに覚えさせられないか?」…そんな些細な怠け心が、この壮大な冒険の始まりである。

続きを読む

砂に還るオアシス ~Kindle for Androidを救い出す、最後の旅路~

どうやら、一筋縄ではいかない砂の迷宮に迷い込んだらしい。この顛末を書き残しておくか。

2025年3月5日。我々が愛用していた「Windows Subsystem for Android」という名の豊かなオアシスが、砂に還るという衝撃の神託が下された。これにより、Windows環境で快適な読書を提供してくれた「Kindle for Android」が、利用できなくなる。800冊以上の書物をこのオアシスに預けていた私にとって、それは絶望的な宣告だった。

続きを読む