砂漠の旅人(たびと)

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【キーボード】Kickstarter で支援した Keycrhon K7 について

こんにちは、たびとです。

Kickstarterクラウドファンディングで申し込んだ Keychron 社製の英語キーボード K7 が届きました。

Keychron K7 Ultra-slim Wireless Mechanical Keyboardwww.keychron.com

この記事の対象者

Keychron K7 入手の理由

以前、Keychron K3 という英語キーボードを購入しており、 自宅のメイン・キーボードとして利用しており、 仕事にも Keycrhon キーボードを使いたいと思ったのが入手理由です。

Kickstarter によるクラウドファンディング

7月に「新しいキーボード Keycrhon K7Kickstarterクラウドファンディングするので、良かったらどうですか?」 という趣旨のメールが届きました。

前回購入した Keycrhon K3 は Keycrhon社製メカニカルスイッチの赤軸で、 使い勝手が良く気に入っていたので、応募することにしました。

K7 は、K3 とは違う打鍵感にしようと思い、Keycrhon 社製メカニカル スチッチのバナナ軸(ほぼ茶軸)を選択しました。 他に Gateron 制メカニカルスイッチも選択可能です。

ちなみに、Kickstarter 募集時は、茶軸とバナナ軸は全くの同じ表記だったのですが、 現在は「茶軸=Tactile、バナナ軸=Early bump tactile」と変更されています。

バックライトは K3 でもバッテリーが急激に低下するため、 Wireless で利用するには不要な機能です。 しかし、White と RGB の二択なので、White を選択しました。

トラブルで到着が遅れてしまう

Kickstarter からクラウドファンディングの資金が調達できたので、 「K3 の代金引き落とし」と「Keychron からの連絡を待つように」 とのメールが8月中旬に届きました。

さて、ここからが不運がはじまります。 最初に Keychron から届いたメールは、 DHL が発送先がわからないと連絡がきたので、 DHL サイトで正しい情報を入力して欲しいとの依頼メールが届きました。 ホームページを開くと、From と To の項目がありますが、 From の国籍は固定で、しかも日本ではありません。

Keychron に「From に何を入力すれいいのかわからない」と連絡すると、 「申し訳ない、送料(shipping cost)の追加でした」との返信が返ってきました。 この間違いの理由だけは、いまでも謎のままです。

この Keychron からのメールを1ヵ月も見落としていたので、 送料追加の手続きが1ヵ月も遅れてしまいましたが、 DHL の送料31ドル追加を Keychron サイトで申請できました。

しかし、1ヵ月近くたっても音信不通だったので、 Keychron に「1ヵ月放置されているけど、どうなっているの?」 とメールを送信すると、 「申し訳ないけど、受注が多くて生産が追い付かない。 今週中には発送するから、もうしばらく待ってください。」 との返信が返ってきました。

いやいや、たびと分は Kickstarterクラウドファンディング時の受注生産で、 2か月も期間があるのだから、確保済みなんじゃないの、 と突っ込みたくなる気持ちを抑えて、発送を待っていると約2週間で届きました。

後で気付いたことですが、Kickstarter では K7 $64 と 日本への送料 $18 の合計 $82 を支払っていましたが、 さらに追加請求が $31 とは、どういうことなのかを 問いただすべきでした。

ただし、前回の注文でも DHL $30 だったので送料に間違はなさそうです。 だとすると、Kickstarter の表記が間違っていたのでしょうか。 現時点の K7 が $74 なので、$8 超過分は勉強代として割り切ることにします。

前回の Keycrhon K3 は Keycrhon サイトの注文で簡単に購入できたので、 次回以降、Keycrhon サイトから直接購入した方が良さそうです。

DHL と Yun express の送料の違い

Kickstarter 経由でも、Keychron 社から直接購入しても、 海外から日本へ輸送する場合、注文後に送料(shipping cost)追加のメールが届きます。

今回の Kickstarter では、DHL のみで、$31 でしたが、 前回 Keychron から直接購入したときは、DHL $30 と Yun express $6 から 選択できたので、迷わず Yun express を選択しました。

Keycrhon のホームページから指定の金額分を支払い、 結果をメールで通知すると、発送手続きが行われます。

Kickstarter にあった写真ではキーボードの色が違ったので、 それが欲しくて頼んだのですが、結局 K3 と同じ配色でした。 今回のようなトラブルがなければ、入手できたかもしれません。

K7 レビュー

それでは Keycrhon K7 を写真付きで紹介していきます。

頑丈な梱包を開梱する

荷物には、DHL 集配代行先に佐川急便と書いてあり、 佐川急便で配達されました。

DHL から荷物が届いた画面
DHL から荷物が届いた

中を開けると、頑丈なエアクッションで包まれています。

梱包された Keycrhon K7 の写真
梱包された Keycrhon K7

横から見ると、分厚さがよくわかります。多少の衝撃で壊れることはなさそうです。

分厚いエアクッションに包まれている画像
分厚いエアクッションに包まれている

エアクッションを外すと高級そうな化粧箱が出てきました。 薄いビニールは反射するので、外した後に撮影しています。

高級そうな化粧箱の表側
高級そうな化粧箱の表側

こちらは裏側です。

高級そうな化粧箱の裏側の写真
高級そうな化粧箱の裏側

化粧箱を開けると一枚モノの説明書とキーボードと付属品が入っています。

化粧箱を開けた直後の写真
化粧箱を開けた直後

付属品は、USB type-C(キーボード側) & type-B(PC側)ケーブル・キーボードリムーバー・キースイッチリムーバー・Windows 用交換キーキャップ・ESCキーキャップ黒色・delキーキャップ朱色・取扱説明書(英語&中国語)です。

キーボードと付属品の写真
キーボードと付属品

キーボードカバーを外した Keycrhon K7 本体の写真です。

Keycrhon K7 本体の画像
Keycrhon K7 本体

Keycrhon K7 の裏側です。2段階で高さが調節できるようになっています。

Keycrhon K7 裏側の高さ調節の写真
Keycrhon K7 裏側の高さ調節

USB type-C充電口・ Wireless とケーブル接続の切替スイッチ・Mac/Win切替スイッチは、キーボードの上側に付いています。

USB充電口とスイッチ類の画像
USB充電口とスイッチ類

K3 と K7 を比べてみる

前回購入した K3 と K7 を表面から比べてみます。横幅は同じです。

K3 と K7 を正面から比較する写真
K3 と K7 を正面から比較する

次は高さを比べてみます。これも同じぐらいです。

K3 と K7 の高さを比較する画像
K3 と K7 の高さを比較する

最後に真横に並べてみます。きっちり横一列分短くなっています。

K3 と K7 を真横に並べる写真
K3 と K7 を真横に並べる

Windows 用キーキャップへ交換する

たびとは MacBook Pro も所有してますが、Keycrhon K3 & K7 はどちらも Windows 機専用のため、キーキャップを Windows 用に交換します。

付属のリムーバーを使って、ゆっくり引き上げると簡単にキーキャップが外れます。

キーボードキャップを交換する写真
キーボードキャップを交換する

バナナ軸の黄色いメカニカルスイッチが見えます。 ここに付属のキーキャプをはめ込み Windows キーに交換します。 同様にスペースキーの両隣りの Command キーのキーキャップも交換します。

バナナ軸のメカニカルスイッチの写真
バナナ軸のメカニカルスイッチ

無事にキーキャップの交換が終わりました。 よく見ると、Keycrhon K7 と K3 の Windows ロゴのデザインが少し違います。 こちらの方が、より Windows らしいです。

Windows キーキャップに交換した写真
Windows キーキャップに交換した

日本語の変換

日本語の変換は、「alt + バックスラッシュ(チルダ)」キーを押して切り替えますが、 K7 は escキーと共用なので、「fn1 + alt + バックスラッシュ(チルダ)」キーを押して変換します。

これは流石に面倒なので、「Control + スペース」で変換できるように設定した方が便利です。 Windows 11 の設定方法は以前の記事を参考にしてください。

sabakunotabito.hatenablog.com

使ってみた感想

Keycrhon K3 と K7 を使ってみた感想です。 ファンクションキーが2つある K7 は、「fn2 + 数字キー」がF1F12 、「fn1 + esc」がバッククォート、 「fn2 + esc」がチルダ、右側に control キーなし、end キーなしと、開発環境では不便に感じます。 結局、K3 が開発メインの仕事用として、 K7 は個人用として使うのがいいのかなと思います。

それと、Keycrhon Optical Switch の赤軸とバナナ軸ですが、 確かにキータッチは違いますが、個人的にはどちらを選んでも大差なしです。

赤軸はキータッチが軽くていいのですが、たびとの場合、 気を抜くと「d か l」がコンソールに大量に並ぶ現象が起こります。 軽すぎて、特定のキーを押し続けていることに気付けないぐらいです。 バナバ軸は少し押し込む必要があるので、赤軸よりは大丈夫そうです。

それと、クリック音を気にした記事が多いのですが、 打鍵時の力の入れ具合の方が大いに影響すると思います。

個人的には、Keycrhon 社製スイッチの赤軸・バナナ軸共に、 普段から打鍵音が大きいと言われない限り、 職場で使っても問題ないレベルだと思います。

まとめ

さんざんな目にあって、やっと Keycrhon K7 を入手しました。 様々なトラブルで何度も Keycrhon と英文メールを交換しましたが、 たびとは英語力が貧弱なので、Google 翻訳で日本語を変換した文章を 送っていました。

そんな翻訳メールでも、Keycrhon 社は連絡をすれば、 誠実に対応してくれる優良企業です。 機会があれば、新たなキーボードを注文したいと思います。 ただし、Kickstarter 経由で応募することは「ない」でしょう。

最後に参考サイトを掲載しておきます。

では、皆さん、よい旅を。

参考サイト