どうやら、一筋縄ではいかない砂の迷宮に迷い込んだらしい。この顛末を書き残しておくか。
憧れのNURO光という楽園への道が、無慈悲な「門前払い」で閉ざされた。夢破れた私は、仕方なく「光コラボ」という、別のオアシスを探す旅に出る。そこで見つけたのが、多くの旅人が絶賛する「おてがる光」。しかし、その高評価の裏には、巧妙な罠と涙ぐましい戦いが待っていたのだ。
旅の羅針盤として、私が最も信頼を寄せていたのが「価格.com」だ。そこで一際輝き、多くの冒険者から高評価を集めていたのが「おてがる光」。誰もが良いと言うなら間違いないだろう。そう信じて乗り換えた私を待ち受けていたのは、キラキラした評価とは似ても似つかぬ、数々の試練だったのだ。
この羊皮紙のあらまし
- この羊皮紙のあらまし
- この羊皮紙が導く者
- 第一の砂の罠:見えざる契約と、"オプション"という名の刺客
- 第二の砂の罠:別れの合図なき、突然の闇
- 第三の砂の罠:運命のサポートガチャ
- 羊皮紙を巻く前に
- 砂漠で見つけた魔法のランプ
- ラクダの独り言
この羊皮紙が導く者
- 価格.comの評価を信じ、「光コラボ」という新たなオアシスを探している探求者
- 「なんだか我が家の通信が遅い…」と、魔法の箱の前で首を傾げている同志
- 契約という名の古文書に隠された、小さな罠を見抜くコツを知りたい冒険者
第一の砂の罠:見えざる契約と、"オプション"という名の刺客
旅の始まりは、ささやかな贈り物からだった。特典の無線LANルータ。これは素直に嬉しい。後にこれが、数多の試練を乗り越えるための、唯一の癒やしのポーションとなることを、私はまだ知らない。

問題は、契約後に届く羊皮紙(メール)だ。Gmailの「メッセージの全体を表示」という、RPGの隠し通路のような小さなリンクをクリックしない限り、契約の全貌は見えない。

そして、ようやく表示された契約内容に、私は天を仰いだ。 いた。そう、お約束のアレが。身に覚えのない有料オプションという名の刺客だ。
しかもこの刺客、拠点(会員サイト)からは姿が見えず、討伐(解約)するには、伝書バトか狼煙(専用フォームか電話)というアナログな手段しかない。この時点で、このオアシスがなかなかの曲者であることには気づいていた。

第二の砂の罠:別れの合図なき、突然の闇
使わなくなった「ひかり電話」に別れを告げた、翌月2日の深夜0時。我が家の電脳世界は、「さよなら」の一言もなく、完全に沈黙した。
後に判明したが、ひかり電話を解約すると、なぜかルータ機能が強制OFFになる仕様らしい。もちろん、そんな重要な事前説明は一切ない。ルータは虚しくランプを点滅させるだけの、ただのプラスチックの箱と化した。

第三の砂の罠:運命のサポートガチャ
夜が明け、サポートギルドに救援を求める。ここからが、私の運命を左右する「サポートガチャ」の始まりだ。
- 1人目(Nランク): 「設定を流し込む。3時間待て」。結果、IPv6の民としか話せない、人見知りなネット環境が爆誕。
- 2人目(Rランク): 「原因不明」。暫定対応としてPPPoE接続という古の呪文を授かり、なんとか全面復帰。
- 3人目(SSRランク): 翌日、進捗を聞くと「お客様、接続できてますので本件は解決済みですが…?」と、2人目の記憶を完全に忘却。私がイチから説明し直し、ようやく完全な「V6プラス接続」にたどり着いた。

羊皮紙を巻く前に
数々の珍事を乗り越えて2ヶ月。肝心の通信品質は、はっきり言って「おてがる」とは程遠い、なかなかのじゃじゃ馬だった。
日中の会議は固まり、オンラインゲームは勝利目前で切断される。楽天ひかりに不満があって乗り換えたのに、結果的に楽天ひかりの方がはるかに安定していたという皮肉。
なぜ、これほどのツッコミどころを抱えながら、価格.comで高評価を維持できるのか。私には、その理由が全く分からない。ただ一つ言えるのは、私の体験は、あのキラキラした高評価とは少し違った、ということだ。この奮闘記が、次に光コラボを選ぶ誰かの、ささやかな道標となれば幸いである。
どうやら私のプロバイダ探しの旅は、また振り出しに戻るようだ。
少し目が疲れてきた。星でも眺めながら、しばし休むことにするか。
砂漠で見つけた魔法のランプ
ラクダの独り言
最近、ご主人が光る箱に向かって唸ったり、天を仰いだり、急に喜んだりと、やけに忙しない。なんでも「つうしんひんしつ」とかいう、目に見えない砂の流れに一喜一憂しているらしい。ご主人、あんたが本当に見るべきなのは、目の前で腹を空かせている、俺のつぶらな瞳だと思うがな。