砂漠の旅人(たびと)|新天地:たびとの旅路

電脳砂漠を旅する、ある旅人の日記。フロッピーを頼りに歩いた日から、クラウドの地平を見つめる今日まで。見つけたオアシスも、迷い込んだ砂の迷宮も、全てこの羊皮紙に。

第一章:砂漠に、美しきオアシスを ~デザインの知識という、最初の光~

長い旅路の先に、ようやくオアシスの気配だ。さて、どんな知恵が湧いている泉だろうか。

序章でフォントという名の呪いを解いた私は、次なる、より大きな問題に直面していた。この「冒険日誌」そのものが、あまりに無骨で、訪れる者を歓迎する雰囲気に欠けていたのだ。記事という名の種を蒔くことだけに必死で、その周りの景色を整えることなど、後回しにしていたツケが、回ってきたのである。

しかし、ある日、私は一冊の魔導書と出会う。「デザイン入門教室」。その古文書に記された知恵が、私の魂に火をつけた。

ただの備忘録ではない。訪れる全ての旅人が、心地よく時を過ごせる、美しいオアシスを、この手で創り上げたい。

既存の地図をなぞるだけの旅では、真のオアシスには辿り着けない。ならば、たとえ無謀と笑われようと、この手で新たな地図を描くしかない。

これは、一人の冒険者が、自作テーマという名の神殿建築に初めて挑んだ、情熱の記録である。

この羊皮紙のあらまし

この羊皮紙が導く者

  • 自らのデザイン力という名の武具を、少しでも磨き上げたいと願う者
  • はてなブログのデザインという、深淵なる迷宮に挑もうとしている者

始まりは、一冊の魔導書から

全ての始まりは、「デザイン入門教室」という、一冊の魔導書との出会いだった。そこに記された、配色、レイアウト、フォント…全ての知恵が、それまでの私の常識を覆した。「センスがない」と諦めていた私に、希望という名の光を差し込んでくれたのだ。

魔導書を読む前の、荒れ果てた我がオアシス

オアシス再建計画:最初の儀式

魔導書の教えを元に、私はオアシスの再建計画を立て、一つずつ実行に移していった。

  • オアシスの看板(タイトル画像): RAPIROという名のゴーレムの写真を加工し、ITブログとしての魂を宿らせた。
  • 我が身の象徴(プロフィールアイコン): 配色とトーンの理を学び、ぼやけていた自己の象徴を、鮮明なものへと創り変えた。(もちろん、これは二代目の姿であり、三代目への進化を遂げることになる)
  • インフラ整備(サイドバー): 旅人が最も使うであろう検索ボックスを最上位に配置し、カテゴリを追加するなど、利便性を追求した。

禁断の儀式への挑戦:テーマの自作

既存のテーマを修正するだけでは、私の渇きは癒えなかった。ついに、私は「非公開テーマ」という更地を手に入れ、CSSという名の魔法で、ゼロから神殿を建築する、という禁断の儀式に手を染めた。 しかし、はてなブログの建築様式を記した公式の古文書は存在しない。情報の砂漠を彷徨い、先人たちが残した非公式の地図を頼りに、SCSSという、より高度な魔法を操り、なんとか自らのオGCCスを創り上げたのだった。

羊皮紙を巻く前に

こうして振り返ると、当時の私の旅は、まさに手探りそのものだった。

デザインの本を読み、配色サイトを眺め、CSSと格闘する日々。しかし、その孤独な戦いがあったからこそ、私はこのブログへの、かけがえのない愛着を手に入れた。

だが、この時築き上げたオアシスは、まだ「自分が見て美しい」という、独りよがりな美学の域を出ていなかった。真の「読みやすさ」という聖杯を求める、さらなる孤独な探求が、この先に待ち受けていることを、私はまだ知らなかったのだ。

次章、「砂漠を独り、美を求めて」へと続く。

おっと、どうやら相棒が腹を空かせたようだ。今日はこのへんで筆を置くとしよう。

砂漠で見つけた魔法のランプ

前章の冒険記録


最初の光(導きの魔導書)

神器とゴーレム

賢者の地図と魔法の祭壇

ラクダの独り言

ご主人が、ある日突然「既製品のテントは嫌だ!」とか言って、自分で石ころを積み上げて、家を建て始めたぜ。雨風がしのげて、快適に眠れりゃそれで十分だろうに、なんでそんな面倒なことをするのかね。まあ、本人が楽しそうだから、いいんだが。まったく、人間の自己満足ってやつは、底が知れねえな。やれやれだぜ。