旅の途中、ふと、この長い旅がどこから始まったのかを思い返していた。忘れないうちに、この羊皮紙にその記憶を記しておくとしよう。
「Windowsの文字は、なぜこうも滲んで見えるのか?」 全ての始まりは、そんな些細な、しかし、拭い去ることのできない不満だった。毎日PCと向き合う中で、その目の疲れは確実に私の魂を蝕んでいた。原因は、PCに巣食う「標準フォント」という名の呪い。特に「游ゴシック」という名の、見づらい毒の花だ。
もう、その呪いに我慢するのは終わりだ。 この羊皮紙には、その毒の花を根こそぎ引っこ抜き、PC作業という旅路を快適にするための、最高の無料フォント設定術の全てを記した。
だが、この時、私はまだ知らなかった。このささやかな呪いを解くための冒険が、やがて自らのオアシス(ブログ)そのものを根底から作り変える、終わりのない探求の旅の、ほんの始まりに過ぎなかったということを。
この羊皮紙のあらまし
- この羊皮紙のあらまし
- この羊皮紙が導く者
- 第一の問いかけ:「なぜ、こんなに見づらいのか?」
- 第一の儀式:世界の景色を変える「システムフォント」
- 第二の儀式:魂の聖剣を手に入れる「プログラミングフォント」
- 羊皮紙を巻く前に:新たなる渇望
- 砂漠で見つけた魔法のランプ
- ラクダの独り言
この羊皮紙が導く者
- Windows標準フォント(游ゴシック)という名の、毒の花に苦しめられている者
- 目の疲れという呪いを解き、作業効率という名の旅の速度を上げたい探求者
- プログラミングという名の過酷な旅に、最適な武具(フォント)を求める開発者
第一の問いかけ:「なぜ、こんなに見づらいのか?」
全ての冒険は、問いから始まる。 なぜ、Windowsの文字はこんなに見づらいのか?その答えは、驚くほどシンプルだった。我々が、「游ゴシック」という名の、多くの者にとって読みやすいとは言えないフォントを、知らず知らずのうちに使い続けていたからだ。
ならば、答えもまたシンプル。その呪いを、自らの手で解けばいい。
第一の儀式:世界の景色を変える「システムフォント」
まずは、Windowsという世界全体の景色を、見やすく美しいものに変える儀式だ。 Googleが創り出した万能フォント「Noto Sans JP」を、Google Fontsという聖なる泉から授かり、インストールする。

そして、「Meiryo UI も大っきらい!!」という、ユニークな名を持つが、極めて強力な魔法の道具を使い、世界の景色を一瞬で「Noto Sans JP」へと書き換えるのだ。

第二の儀式:魂の聖剣を手に入れる「プログラミングフォント」
ここからが、我々開発者という名の戦士にとっての本番だ。 プログラミングフォントは、単なる見た目ではない。コードの可読性、バグの発見率、そして目の疲労度に直結する、我々の魂の武器(聖剣)そのものだ。
主力武器:源の角ゴシック Code JP
現在の最適解は、Adobeが鍛え上げた「源の角ゴシック Code JP」で間違いない。
この聖剣の最大の特徴は、小文字のlが、ひらがなの「し」のように明確にカーブしている点にある。1とIとlを見間違える、あの忌々しい呪いから、我々を完全に解放してくれるのだ。
副武器:白源 (HackGen)
コマンドプロンプトやPowerShellといった、一部の古の祭壇では、ttc形式の聖剣は使えない。そんな時のために、「源の角ゴシック」を元に作られた「白源 (HackGen)」という名の、扱いやすい短剣も用意しておこう。
羊皮紙を巻く前に:新たなる渇望
システムフォントの変更は、正直に言えば「気分転換」程度の効果かもしれぬ。
しかし、プログラミングフォントの変更は、もはや「生産性革命」だ。 コードは驚くほど見やすくなり、目の疲れは明らかに軽減される。結果、集中力は持続し、旅の速度は格段に上がった。たった数分の儀式で、これからの開発という名の長き旅路が何倍も快適になるのだ。
私は、最高の武具を手に入れたことに、心から満足していた。
だが、その輝く聖剣が、今度は我が身を映す鏡となり、あまりに荒れ果てた自らのオアシス(ブログ)の姿を、無慈悲に照らし出すことになる とは、まだ知る由もなかったのだ。
次章、「砂漠を独り、美を求めて」へと続く。
少し目が疲れてきた。星でも眺めながら、しばし休むことにするか。
砂漠で見つけた魔法のランプ
世界の景色を変える神器
魂の聖剣
先人たちの羊皮紙
ラクダの独り言
ご主人が「目が疲れる!」とか言って、羊皮紙に書く文字の形を、ころころと変えている。俺に言わせりゃ、そんな細かいことより、たまには遠くの景色でも眺めて、目を休ませりゃいいだろうに。まったく、人間ってのは、道具に頼ってばかりだな。やれやれだぜ。