砂漠の旅人(たびと)

UNIX / MS-DOS 時代から電脳砂漠を旅しています

【DIY】在宅率が上がったので、自宅の作業環境を改善するために自作してみた

こんにちは、たびとです。

現在、テレワークの波が押し寄せてきて在宅率が跳ね上がってきていますが、 これまで会社に行くことが当たり前でしたので、自宅で仕事する環境など考慮していませんでした。

これまでは妥協により、何となく作業環境を整えてきましたが、 在宅率が上がる以上は、もう少し使いが手の良い環境を作りたいと思いました。

既製品を買い漁るのも一手なのですが、自分が使い易いモノとは、中々出会う機会がありません。 結局、妥協に妥協を重ねることになるため、最近初めた DIY で自作することにしてみました。

この記事の対象者

  • 現在の作業環境を何とかしたいと考えている方
  • 作業環境を改善できそうなグッズに興味のある方
  • DIY に興味のある方、やってみたい方

DIY 前の作業環境

これまで、趣味でやる開発やテレワークは以下の作業環境でやっていました。

現在の作業環境の写真
現在の作業環境

モニタを下げられない

ここで、一番の問題点は、32インチ 4K モニタの位置が下げられないことです。 4K モニタ前のチョッとしたサブテーブルが邪魔ですが、 これがないとデスクライトを設置する場所がなくて困ります。

このサブテーブルは、前回 28 インチ WQHD モニタに合わせて自作したモノなので、 この環境には合わないのは当然ですが、仕方なく使い続けていました。

モニタアームの位置が調整できない

4K モニタのモニタアームの固定部はモニタのセンターにしたいのと、 サブ画面が斜めに配置されているのをもう少しフラットに配置したいのですが、 机下のケーブルトレーが幅を取り過ぎていて位置の調整が不可能です。

2面モニタを適切に設置できない理由を示す写真
2面モニタを適切に設置できない理由

デスクライトのアームが短い

4K モニタが大き過ぎるため、デスクライトが左側に寄り過ぎています。 このため、手元の明かりが微妙な感じです。 せめて 4K モニタの真ん中ぐらいにはデスクライトを配置したいものです。

壁面を使った棚

よくあるツーバイフォーの柱を突っ張て棚を作るアイテムを使って、ディスプレイを設置できる棚を作っていきます。

突っ張りアイテム

今回は 2 面モニタを固定するため、バネ式のアイテムは強度不足のため、 強力な ウォリスト突っ張りジャッキ という製品を使います。

ツーバイ材の準備

柱2本と棚3段分のツーバイ材をホームセンターで購入しました。 基本的にメインの箇所はカットしてもらいますが、細かい箇所は自分で切ったりします。

ツーバイ材を準備した写真
ツーバイ材の準備

ワトコオイルでの塗装

今回は、机に合わせて棚をチェリー、柱やその他はナチュラルで塗装することにしました。

ワトコオイルで塗装(チェリー)の写真
ワトコオイルで塗装(チェリー)

ワトコオイルで塗装(ナチュラル)の写真
ワトコオイルで塗装(ナチュラル)

棚の組み立て

ワトコオイルが乾いたら、柱を固定して棚を組み立てていきます。

棚の組み立て写真
棚の組み立て

ディスプレイの設置

モニタアームを取り付け、ディスプレイを設置します。サブディスプレイもフラットに配置することができるようになりました。 また、サブテーブルを排除したので、ディスプレイアームも上下移動が可能になりました。

ディスプレイを設置した写真
ディスプレイの設置

ディスプレイ棚の補強

ディスプレイを設置後、アームを動かしてみると重さに耐えれずグラグラします。 ディスプレイの棚は L 字金具で補強していましたが、さすがにディスプレイ 2 台を支えることは難しいようです。 強度を上げるため、L字金具を外して、代わりに内側をツーバイ材で補強することにしました。

ディスプレイ棚を補強する写真
ディスプレイ棚の補強

ケーブルトレイの設置

机に取り付けていたケーブルトレイを設置してケーブルを整理し、机も設置します。

ケーブルトレイを設置した写真
ケーブルトレイの設置

デスクライトの設置

最後にデスクライトを設置して完成です。無事、ライトの位置も 4K モニターの真ん中より右まで伸ばせるようになりました。

ディスクライトを設置する写真
デスクライトの設置

まとめ

机の上がスッキリして、4K ディスプレイの設置位置も高さも良く、サブディスプレイもフラットに配置でき、 デスクライトの光も必要な位置まで伸ばせるようになって、今まで妥協していた箇所が全て改善できました。 このブログも、改善後の環境で書いているのですが、やっぱり作業環境が改善されるとテンションが上がります。 ディスプレイ棚の強度不足の時は、どう解決しようかと悩みましたが、最終的に解決できて良かったです。

DIY 作業は楽しいのですが、電動サンダは最もやりたくない工程です。 音が大きいのと、木を削った粉塵が半端ないので、電動サンダ選びは重要です。 たびとは、比較的静かなマキタの電動サンダを使っています。 しかし、毎回この工程は誰かにやってほしいと思います。

では、皆さん、よい旅を。

おまけ:ディアウォールの使い方

棚の転倒防止の伸縮棒がダサいので、ディアウォールを使って作ってみました。 余ったツーバイフォーをノコギリで切って簡単に作れて、強度も見た目も良い感じです。

ディアウォールを転倒防止に使った写真
ディアウォールの転倒防止

ちなみに、ディアウォールは今回のディスプレイ棚の固定には強度不足で使えません。

後日談

この後、2 面モニターを使うには 120cm のデスクでは狭かったので、 140cm のゲーミングデスクを購入しました。 それに合わせて再び作業環境を DIY することになりました。 詳細は、こちらの記事をどうぞ。

sabakunotabito.hatenablog.com