砂漠の旅人(たびと)

UNIX / MS-DOS 時代から電脳砂漠を旅しています

【脱マウス?】トラックボールは本当に使い勝手がいいのか?

こんにちは、たびとです。

メインで使っているロジクール ワイヤレスマウス 無線 マウス M720rトライアスロンマウス Bluetooth Unifying 8ボタン の側面がボロボロになってしまいました。

2 年半前に買ったのですが、ラバーコーティングの痛みが意外と早いようで、 親指の箇所が少しずつ消しゴムを削るような感じで剥がれてきました。

昔、MX Master シリーズも使ったことがありますが、 マウスの多機能ボタンに価値を見出せなかったので、 このマウスの方が使い勝手が良かったです。

ただし、2年半でラバーがボロボロになることは想定外だったので、 違うマウスを探していたのですが、 なぜかトラックボールに興味を持ってしまいました。

最初はマウスを調べていたのですが、トラックボールを進める人達の熱意に負けて、 入門者に最適とされるロジクールの ERGO M575S を使ってみることにしました。

この記事の対象者

側面がボロボロになったマウス

お気に入りのマウスの側面が、消しゴムの消しカスのようにボロボロと剥がれてきました。 キレイにしようと、手でゴシゴシするとボロボロと崩れてくるので、強い力は加えない方がいいです。

側面がボロボロと消しゴムみたいに剥がれてきた

親指が気持ち悪いし、凹みがひどいので、マスキングテープで応急処置をします。 見た目と指触りが少し気になりますが、マウスの機能としては問題ありません。

マスキングテープで応急処置

トラックボール開封

ロジクールトラックボール ERGO M575S は箱に入っていました。 少し、角が擦れていますが、箱は捨てるので問題ありません。

M575S のパッケージ

箱を開けると厚紙に包まれています。

厚紙に包まれたトラックボール

厚紙を開けるとトラックボールが出てきました。 厚紙の裏面はクリックリファレンスになっています。

トラックボール本体

トラックボールの裏側です。電源のオン・オフと Bluetooth のペアリング用のスイッチがあります。 裏ブタを外すと電池の横に USB 接続用のドングルが格納されています。

トラックボールの裏側

マウス (M702r) とトラックボール (M575S) を並べてみます。 トラックボールの方が、一回りぐらい大きいですが、触った感じだと違和感なく操作できそうです。

マウス (M702r) とトラックボール (M575S)

キーボードの横にトラックボールを置いてみます。 エルゴノミクス系のキーボードの場合は、手の位置に合わせて斜めに置いた方がしっくりきます。

キーボードとトラックボール

Logi Options+

Windowsトラックボールを接続すると、Logi Options+ をインストールするように促されます。 これまでは、デフォルトで使っていたので無視していましたが、試しにインストールしてみます。

Logi Options+

インストールが終わると起動しました。マウスも接続していたので、トラックボールと共に認識しています。

マウスとトラックボールを認識した

トラックボールの方を選択します。 ERGO M575S を体験と表示されるので、矢印ボタンをクリックします。

トラックボールの方を選択する

ERGO M575S の説明がでるので、矢印ボタンをクリックします。

ERGO M575S の説明

ポインタ速度の設定が出てきました。 とりあえず、デフォルトの 50% にしておきます。

ポインタ速度の設定

進むボタンのカスタマイズです。 基本的に進むボタンは使わないため、貼り付けに変更します。

進むボタンのカスタマイズ

戻るボタンのカスタマイズです。 こちらも、貼り付けに対応して、コピーに変更します。

戻るボタンのカスタマイズ

これで ERGO M575S の設定完了です。

設定完了

ちなみに、ブラウザ操作は、Vimium という拡張機能を使って、キーボードで操作しているため、 進む・戻るボタンは使うことがありません。

まとめ

昔、会社で赤いボールが印象的なケンジントントラックボールを使っている人がいて、 試しに操作したことがあります。 これは、真ん中にボールがあるタイプで、人差し指と中指でカーソルを操作するのですが、 思い通りに操作できずに、自分には無理だと痛感した記憶があります。

このため「やっぱりトラックボールは無理でした」の結末だと思っていましたが、 数日間 ERGO M575S を触ってみたところ、親指でボールを操作するタイプは、 かなりマウスに近い感覚で操作ができるため、すぐに慣れることができました。

ただし、まだトラックボールで細かいことは苦手なことと、 マウスを完全に捨て去るほどトラックボールが優れているとも思えないため、 用途や気分に応じて、併用して使っていくことになりそうです。

では、皆さん、よい旅を。