砂漠の旅人(たびと)

UNIX / MS-DOS 時代から電脳砂漠を旅しています

【ヘッドセット】シンクラ端末に Jabra EVOLVE2 65 を Bluetooth で接続する

こんにちは、たびとです。

テレワークが日常的になり、仕事で Teams を使ってのコミュニケーションが増えてきました。 そこで、会社用のノートパソコンに接続するヘッドセットを Bluetooth に変更してみました。

以前、1,000 円台の有線のヘッドセットを使っていました。 これはカナル型なので、出張時はコンパクトで重宝していました。

しかし、テレワークで毎日のように Teams で会議していると、 流石にケーブルが邪魔だったので、思い切って Bluetooth 型に変更してみました。

この記事の対象者

  • テレワーク用のヘッドセットを Bluetooth に変えてみたい。
  • シンクライアント端末に USB ドングルを挿して正常に接続できるのかを知りたい。

会社用のノートパソコン

会社用のノートパソコンは、シンクライアント端末で、 USB メモリなどの記憶媒体を USB ポートに挿しても認識しないように セキュリティでガチガチに守られています。

また、Bluetooth のペアリング情報も OS を再起動するとリセットされるため、 あまり使い勝手はよくありません。

そこで、USB ドングル経由でヘットセットを接続するタイプであれば、毎回再起動するたびに、 面倒なペアリングの必要がなく快適なヘッドセット環境が作れるではないかと思いました。

そこで、あれこれと調べてみますが、Bluetooth ヘッドセットを検索しても ゲーミング用が大量にヒットするばかりでした。 ビジネス用のヘッドセットとして候補に挙がったのは、4 社の製品でした。

インターネットで、それぞれのレビュー記事などを探してみると、 Jabra とロジクールが良さそうに思えました。 それと、Jabra 製の USB スピーカーフォンや有線タイプのヘッドセットを 会社でも快適に使っていたことがあるので、今回は Jabra 製にすることにしました。

Jabra EVOLVE2 65

色々と迷った結果、Jabra EVOLVE2 65 を購入することにしました。 充電スタンドは不要なので、ヘッドセットのみを選択しました。

USB ドングルは Type A と Type C がありますが、会社用ノートパソコンは USB Type A のポートしかないため、USB Type A の方を選択しました。

開梱して中身を確認する

届いた箱を開けると中にあったのは、Jabra EVOLVE2 65 と書かれたグレーの箱です。 正直、箱の色はくすんだような感じで、写真に撮ると暗くなってボヤけて見えるので、 はっきりと見えるように明るめに加工してあります。

Jabra EVOLVE2 65 のパッケージ

箱を開けると、中には携帯用のポーチが入っていました。 ちなみに、箱の裏に接続方法が記載されていますが、 薄いグレーに白色の文字なので見辛かったです。 マニュアルが付いてないだけに、もう少し何とかしてほしいところです。

携帯用のポーチ入り

ポーチを開けると中には、ヘッドセット・充電用 USB ケーブル(Type A - Type C)・USB ドングル(正確には Jabra Link 380 USB-A Bluetooth アダプター)がありました。

ポーチの中身

それと、警告および宣言と書かれた紙がありました。 よくある注意事項が書いてある資料で、マニュアルではありません。

警告および宣言

ちなみに、USB ドングルはポーチの上部に収納されています。 最初は、ヘッドセットに気を取られて、収納されていることに気付かず、 どこにあるのか探しました。

USB ドングルの収納先

ヘッドセットのアームを最大まで伸ばした状態です。 別のヘッドセットと比べても同じぐらいの感じです。

ヘッドセットのアームを最大まで伸ばす

パソコンへの接続

さて、パソコンに接続しようと思いマニュアルを探すけど発見できず、 どうやら、Web サイトにしかマニュアルはないようです。

www.jabra.jp

シンクライアントBluetooth で接続すると、Windows を再起動するたびに、 Bluetooth をペアリングすることになるため、USB ドングル経由で接続できることを確認します。

ノートパソコンに USB ドングルを差し込み、ヘッドセットと接続すると、LED ランプが青色に光り、 ヘッドセットのバッテリー残量とデバイスの接続状況が音声メッセージとして通知されます。

ノートパソコンとヘッドセットが接続された状態

Teams での通話を開始すると、LED ランプが緑に変化します。 ちなみに、シンクライアント端末では Teams の応答・終了ボタンは機能しないようです。 この機能は期待していなかったので、あっても無くても困ることはありません。

ヘッドセットによる通話中の状態

初回は Teams にヘッドセットが認識されましたが、 2 回目はノートパソコンのスピーカーから音がでました。 これは、Teams の設定メニューからヘッドセットに変更すると、 それ以降はヘッドセットに固定されるようになりました。

ファームアップ用アプリ

ヘッドセットのファームウェアをアップデートするためには、Jabra Sound+ が必要になります。 このアプリは、スマートフォンのアプリとしてダウンロードすることができます。

パソコン用で探すと、このアプリをパソコン上で動作させるようでしたが、 面倒そうなので素直にスマートフォンにアプリをインストールしました。

www.jabra.jp

マニュアルによると、以下のように最大 8 台のデバイスに接続できるため、 あまり気にせずに接続することができます(オーバースペックかな)。

ヘッドセットは最大 8 台の Bluetooth 対応デバイスとペアリングでき、 同時に 2 台の Bluetooth 対応デバイスに接続できます (Jabra Link 380 とスマートフォン、2 台のスマートフォンなど)。 ヘッドセットはどちらのデバイスでも複数の着信に対応できます。

まとめ

会社用のシンクライアント端末で、USB ドングル(Jabra Link 380 USB-A Bluetooth アダプター)で 接続することができたので、快適なヘッドセット環境になりました。

無線であることは、想像以上に便利で、 こんなことなら、もっと早く購入するべきでした。

Bluetooth の射程距離も長く、以下のシチュエーション時にはありがたみを感じます。

  • 必要な書籍など、会話しながら探し回ることができます。
  • 喉が渇いたとき、冷蔵庫まで飲み物を取りに行けます。
  • トイレが我慢できないとき、トイレの中でもクリアに聞こえます(流石にマイクオフ)。

ビジネス用なので、音楽用としては期待していませんでしたが、 スマートフォンと接続して音楽やゲームを聞いてみると、かなり良い音で聞けました。

それとバッテリーが思ったよりも長持ちしました。 日曜に充電を済ませ、月曜から金曜まで、毎日 2 ~ 3 時間使っても、 充電する必要はありませんでした。 金曜の音声通知は「バッテリー・ミディアム」だったので、 このペースなら 2 週間大丈夫かもしれません。

マイクの性能に関しては、なんとも言えませんが、 会議中に聞き取り辛いとか言われたことはありません。

公式ページには、ノイズキャンセリングやマイク性能の比較があるので、 興味のある方は確認してみてください。

www.jabra.jp

ヘッドフォンスタンドを購入してみました。イメージ通りで良かったです。

sabakunotabito.hatenablog.com

最後に参考サイトを掲載しておきます。 では、皆さん、よい旅を。

参考サイト